2010年12月15日水曜日

Aurora 9 フルタッチパネル ファーストインプレッション

プロポにフルタッチパネル。いよいよそんな時代が来たんですね。
携帯端末とか多用途で表示及び操作面積のせめぎあいとなる機器の使い勝手を広げる場合はデメリットを補って余有る恩恵が有るのは既に経験済みではりますが、果たしてプロポにこれを持って来る事に、どれほどの有効性が有るのか、ひとまずファーストインプレッションです。

使い始めてまず感じるのは、文字が、そしてアイコンが「でかい」と言う事です。
年配の方には優しいのは勿論、凝視せずに情報を楽に確認出来るのは誰にとってものメリットですよね。ただ、一画面あたりの情報量と言う点では、それほどの恩恵は無いようです。
他機と比べて液晶の面積が大きいのは確かですが、タッチパネル操作が出来る程度の大きさに各アイコンや数字を留める必要が有るのでしょう。現状の表示の大きさでも手指の大きな欧米の人達にはスタイラスが必須なようですし。

そういえば、Hitecロゴ入り液晶クリーナーが付属しているのですが、実はこれスタイラスを兼ねるように工夫されているんですね。平面形が菱形になっていて、その鋭角になる片方に「指」マークがついているんですよ。

さて、セットアップを開始しましょう。

うん、入力項目選択が直接的にかつ軽快に決まるのは実に心地良いです。タッチパネルならではですね。変更したい箇所に触れれば良く、他機のようなロータリースイッチでの項目選択でのじれったさは有りません。タッチのへの反応感が銀行ATM機的なのが今イチでは有りますが、それでもこれはなかなかだと思います。

しかし、数値の入力をし始めて、ちょっと違ったじれったさを感じ始めました。プロポの場合、コンピュータやスマートフォンと違い、入力内容の殆どが数値の増減なんですよね。で、それは実際に機体の各舵の動きを注視しながらやる事が多いのですが、それがとってもやりづらいんです。
タッチパネルに目をやっていないと数値の増減がままならない。また、フィールドでは飛ばしながら数値をいじりたい場合も有りますが、これも殆ど不可能に近い。ミキシングによっては三つあるおまけトリムをアジャストに割り当てられるものも有りますが、限定的です。

これを何とか出来ないものかと考えてみましたが、今の所、そういうものだと割り切るしか無さそうです。

まだ使い始めて間も無いので今後違って来る可能性も有りますが、選択はタッチでダイレクトに、数値は何らかの物理ダイヤルまたはスイッチで、と言うのが最強かもしれません。

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