2011年4月23日土曜日

危ない危ない

現使用のバッテリーとメカのコンビネーション、だいたい満充電から一時間がフライトタイムの目安となっていました。

しかし、今日はその半分でアラームが鳴り始めました。
確かに満充電からのスタートだったのにと思いながらAurora9の電圧モニターを確認すると、7.3V の表示。確かに残量僅か。すぐに機体を降ろしました。

その後、色々と検証してみるとフィールド用の充電器の調子が悪く、何度やっても通常の半量程度でチャージが止まってしまう状態に有る事が確認出来ました。

危なかった。

追い充電だと、どれだけ入ったかによって充電具合は確認は出来ず、基本的に充電器を信用するしか無い訳です。

アラームがなった時、機体はかなりの上空に有りましたので、あそこでコントロール不能に陥った場合は間違い無く機体を失っていました。

やっぱり、テレメトリー電圧監視は外せないです。数グラムの重量増でこの安心が手に入るのですから。

2011年4月10日日曜日

AXIS 3.0


いよいよ世界戦に向けた機体 AXIS3.0 が完成、調整に入りました。

コールドプレス製法による透明度の高いグラスポッドと透明ケースのHS-5045HBの組み合わせは綺麗です。空港のX線検査の画像みたいです。

世界戦バージョンとして、スウェーデンまでの搬送を容易にする為に、出っ張りを減らすべくエルロンがトップドライブにに、そして垂直尾翼(水平では無い)が取り外せるようになっています。
これはかなり考えました。ありそうで無かった構造で、ぱっと見、そうとは見えないです。
確実に脱着出来るし、ガタは全く無し。捻り側も特に問題は起こりそうも有りません。

難点を言えば、定番のワイヤープッシュプルが使え無い事。止む無く(懐かしの)スプリングを仕込んでのプルオンリーのリンケージとしています。

色々と試してみましたが、今回は Lベンドスプリング と 極細(0.27mm)ステンレスワイヤーロープを使う事にしました。当然伸びは無くかっちりと仕上がります。見た目もスパルタンで良いです。



常時テンションがかかるこのラダー側には5045は使えない(おりこうなので頑張り過ぎて力つきる場合も)ので、アナログのしかも小さなHS-35HDとし、トルクの不足は絶対上限である 6V(2S Lipo から CC-BECの設定で 6Vぴったりにしてます)駆動する事で補います。

この6V駆動はなかなか良いです。
5045(他三つはこれ)も更に速く強くなりますので、フルブレーキの出かたなんて「ジャッ」と物凄い出方。これは実際に飛ばしてみると、とても感触が良く、とても気に入りました。
煽られた時のカウンター時の身のこなしも実に俊敏で頼もしい限りです。


2011年4月2日土曜日

フルフライングテール 用一本足


両端にBB入り、CF一本足。
ドラム部は内径5mmのUniCF、割れ止めに1ozアラミドを巻いてあります。
一本足側をBoomに突き刺し固定、2mmカーボンロッドを水平に埋め込み接着します。

ガタ限りなくゼロ。撓みも同様。他方式でもこれは実現出来ますが、ここでの最大のメリットはマウント位置を下げる事が出来る事。
All-Moving(フライングテール、全動式)の場合、最大舵角がキャンバー式比70%程度とする事と、ホルールド性能を上げたい事からホーンが眺めになります。これをVマウントでやるとホーンが真ん中に来る関係からVの高さが高めにせざるを得なくなります。
この方式であれば一般的なキャンバー式水平尾翼と同じく、ホーンをブーム脇に沿わせる事が可能です。

また、Vのもう一つの欠点である、リンケージへの悪影響も有りません。

・水平のリンケージをブーム側面からVの中央部目指して上部に持って行かなければならない。
・ラダーリンケージがVマウントの段差を越えて行かねばならない。

主翼後流の影響に関しては、SG2のそれと相対的な位置関係を同じに保っているので、問題無し。
AXISの場合は主翼マウントそのものがSG2比で低めです。

2011年4月1日金曜日

HItec Aurora9 optima7 基本的な信頼性

Aurora9とOptima7の組み合わせにて、昨年度末から四ヶ月間、結構飛ばし込んでいます。

Aurora9やOptima独自の特徴はおいておいて、基本部分、つまり 2.4G 送受信機 として見た時の信頼性は相当に高いです。
当初は少し要すを見ながらの運用でしたが、仲間うちでも基本的トラブルの話は聞きませんし、現在では全面的な信頼を寄せています。

特に受信機、通信距離(レンジ、受信距離)もそもそもがフルレンジですし、物理面でもアンテナ線そのものの耐久性が高いので、致命傷となる内部断線等が起こる気配さえ無いのはかなり良い点です。
フルレンジと言えば、より小さい受信機である minima(テレメトリー無し)もあの大きさでフルレンジなんですよね。

その受信機のアンテナ線ですが、僕の場合は必要な長さ(全長90mm)で先端オムニ部ごとアンテナ線を切りとし、そこから初期状態と同じだけ被服を剥いて使っているのですが、DLG程度の距離では当然ながら全く問題無いです。