2011年1月21日金曜日

Aurora 9 レンジチェック と Lipo 1S テスト飛行

Aurora 9のレンジチェック機能は、受信機とのリンクが確立した状態で背面のRFモジュールのスイッチを3秒間押下する事で作動が開始されます。
一度押下すると90秒間送信出力を下げた状態が維持され、作動中は短いテケテケテケテケという断続音が鳴り続けてその作動を知らせてくれます。これでだいたい30mくらい離れて動作に問題が無ければOKです。途中キャンセルをするにはもう一度押すと通常電波射出に戻ります。

注目なのは、ここでも双方向(テレメトリー)だと言う事です。前記のテケテケテケテケという断続音が鳴るのは送受信が確立されている時のみで、それが途切れた瞬間にピーーーーーーと言う連続音に替わり、再度確立すると断続音に戻ります。
テケテケテケテケピーーーーーーテケテケピーーーーーーテケテケ、と言った具合です。
機体の舵面の動き、その目視に頼る事が多かった伝統的な作法と違い、極端な話し、とりあえずスティックを動かしながら音だけをしっかりと聞きつつ遠ざかって行くだけで良く、しかも、かなり確実なテストが出来ます。室内の場合、他の階や他の部屋からでもレンジチェックが出来る訳です。

本日 Lipo 1S 仕様にコンバートした SALpeter でテストをして来ました。
昨日は同じ場所でNiMHによって飛行していて、電圧ドロップによる警告音がウルサかった事以外は問題無しでした。
本日バッテリーのみ Lipo 1S に変更してフライト。

前夜のバッテリーチェックからの流れなので、レンジチェックは無しでとりあえずあまり離さず低空でテスト開始。とりあえず問題無さそう。飛ばし始めて15分程、舵が一瞬効かない症状が出始めました。最初は乱流にで弾かれたのかとも思いましたが注意深く操作と観察を繰り返してみると明らかに瞬間的にコントロールを失っているのが確認出来ました。単舵で穏やかな時は問題が無いのですが、エルロンを切った後に症状が出ている事も確認出来ました。
室内テストでは問題にならなかった電圧のドロップ量の筈なのに、今ははっきりとそれが症状として出ています。
手元に戻して、レンジチェック。テケテケテケテケピーーーーーーテケテケピーーーーーーテケテケと明らかにレンジアウトの兆候。舵を切った後にピーーーーーーが発生しやすいので、つまり電圧のドロップが問題になっているようです。
昨夜は送信機側は通常電波を射出、機体との距離は1m以内だったので問題にならなかった。つまり、電圧のドロップによって受信機は気絶していなくても「電波」強度が落ちてしまい、瞬間的にリンクが切れていると言う事なのだと推測出来ます。

これはちょっとマズいです。3.8V前後の電圧だと大食いコンビだと不足してしまう訳です。

対策としては、思いつくのは、

NiMH +キャバシタ
エコなサーボに乗せ変え
Lipo 1S +キャバシタ
Lipo 1S ステップアップ
Lipo 2S ステップダウン

って感じでしょうか。

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