2011年6月20日月曜日

TURNIGY nano-tech 160mAh を剥いて2Sパックを作成


RX用電源として一気に三つ製作しました。
仕上がり寸法10.5*13.8*39mm 10.17g (がっちり20AWG、太めバランスケーブル込み)

プラキャップ内充填材がホットメルト系なので綺麗にばらせます。これまでに試したこの手の中では一番ばらし易かった。対してハイペリオンはシリコン系で難易度高し。
今回のこれは端子を折るような事も無く、歩留まり100%。しかもとってもハンダ付けがしやすい端子周り取り回しになっているので、途中で計画を変更しバランスコネクタも出す事に。これがまた楽勝だった。嬉しい誤算。

充放電してみると、135mAhくらいの実容量。サイズはDualskyの150mAh(こっちの実用量も似たようなもの)より一回り小さいので、密度が高いって事ですね。重量は同じくらいだし。

一つ1.4ドル、コネクタとか送料まで入れてだいたい一パックのコストは4ドルくらい。robinさんのDualskyも580円となかなかのコストパフォーマンスなので、手間を考えると今回製作したパックは特に割安でも無いです。
でも、この四角柱タイプで製品になっているのはそのDualskyとTURNIGYのもっと性能が低くて小さいのしか無く、そのDualskyにしてもいつまで流通しているか解らないから、独自に調達出来る道を確保しておくと言う意味も有るので、これはこれで良いと言う訳です。

それと、この nano-tech 160mAh 、10C充電、個体によっては15Cとか謳ってるんですよね。まぁ、勿論寿命は短くなる筈なんで、5C程度に抑えた0.8Aくらいで充電してみると、15分くらいで充電完了します。この点は2C限度のDualskyに対してのアドバンテージです。

2011年6月18日土曜日

AIL DIFF の Adjust を スライダーに割当

最近、エルロンディファレンシャルのアジャストに、デジタルスイッチでは無く左スライドレバーを割り当ててとばしています。
センターでイーブン、上に行くに従って持ち上がる側の比率が高まり、下に行くに従って下げ側の比率が多くなる(所謂、逆ディファレンシャル)ようにしています。

これで飛ばすと、実際に飛ばしながらディファレンシャルの状態による動きの違いを色々と試す事が出来ます。結構面白いですよ。

V1.08 が必要です。

2011年6月7日火曜日

Hitec 6ch 受信機 MINIMA


ストックの部品全部(ばらしています)
ケース無し
基板のみ
アンテナ短縮、シュリンク済み、すぐ使えます。


前回お知らせした縦差しでは無く、待望の横差しタイプの MINIMA 6E 到着。
Optimaと違った片方向通信ですので一切情報が送られて来ませんが、ガワを剥いて、アンテナを短くすれば3gちょっと。これでフルレンジって言うのですから偉いですね。

マイクロとかには、これと35HDとかを使えば、信頼性を犠牲にする事無く軽量小型化が出来ます。

そうそう、今回のMINIMA(非テレメトリータイプ)とリンクするには、Spectra モジュール のファームウエアを3.01にアプデートする必要が有ります。
同時に、リンク作法に若干の変更が加えられ、新リンク確立作業開始時最初のモジュール側待機状態で、LEDが赤点灯ならテレメトリータイプ用の、青の点滅なら非テレメトリー用となっています。切りかえはボタンの2秒押しで入れ替わります。こうやって受信機のタイプに併せた待機状態を作ってから手順を進める訳です。

2011年5月20日金曜日

OPTIMA 6 LITE




OPTIMA 6 LITE
フルレンジ、SPC有り。DATAポートは無いので基本テレメトリーのみ(RX電圧監視)。
発売はもう少し先になりますが、これは良いです。
機能、サイズ、重量の三点全てから見て、最強のDLG用RXの一つと言えます。

これで、

Aurora9 + OPTIMA 6 LITE + HS-5035HD

と言う最強ラインナップが完成。あとは一日も早い販売開始を。

一番上のMINIMAもこのサイズでフルレンジなのは素晴らしい。でもテレメトリーとSPCは無し。
これはケースを外してミニとかマイクロ向けかな。発売はもうすぐ?

2011年5月16日月曜日

HItec HS-5035HD 到着





‎5035HDが到着しました。

このサイズからは考えられない程にギア周りがしっかりしていると伝えた先の35HD(アナログ)ですが、予想通り、この5035HDではデジタルならでの保持力が加わっています。これは45HBと5045HBと全くの同傾向です。



とにかくその差は歴然で、35は指の力で押し回す事が出来てしまいますが、5035は強固に踏ん張り、殆ど回せ無いといった具合です。


性能を捨ててまで軽くて小さなサーボを積もうとは思いませんが、これなら勿論OKです。フルサイズDLGのフラッペロンにも問題無く使えます。ただ、5045HB同様あまりにも踏ん張り過ぎてしまうのでスプリングテンション応用リンケージに不向きかもしれません。


この小ささが新たな基準となって来ると、DLGのデザインそのものが変わって来る可能性が有ります。
より薄い翼でもはみ出さずに積めますし、ポッドも細くなる可能性が有ります。あと、6サーボDLGが増えて来る可能性もあります。


 早期に潤沢な供給がなされると良いのですが.......

2011年5月12日木曜日

アカシア杯 2011



GWを通して上里で開催されたアカシア杯、その最終イベントであるF3Kに参加して来ました。

今回は半端で無いトラブル続きでぐったり。あまりにもあまりにもなのでLab.ネタになる得ると思ったのでご紹介。

R1
初回は様子見の為にSALp投入。しかし、穏やか且つ弱リフトの中で295gのこれはさすがにきつい。
R2
調教中のAXIS投入。しかしいきなり空中衝突、迂闊。
調教中は機体の挙動に注意が行き易いので危険度アップ。
大きな破損は無かったものの、右エルロンのサーボホーンが欠け、水平マウントが剥離してしまったのでそのRは取り敢えずSALpにスイッチ。

エルロンの方はトップドライブのせいで、マージンをぎりぎりまで削らざるを得なかったのが直接の原因。
普通ならサーボのギアが逝っているパターン。やっぱり5045HBのギアは丈夫。結果一番弱かったのがマージンを削り過ぎたサーボホーン。

ホーンが逝くなんて始めての経験。当然替えの整形済みホーンなんて無いし、ピンバイス無しにストックから現場で作り出せるような物でも無し。仕方が無いのでホーン外周にアラミド糸を巻きCAで固めて何とか使える状態に。
これはこれで良い経験。今後はスペアの整形済みホーンを持っいくか、レバー比を犠牲にしてももう少しマージンを増やすかですが、恐らく両方ですね。5035HDが出てくれれば、このあたりのジレンマは無くなり、よりトップドライブを採用しやすくなります。

水平マウント。
一本足からドラム部への接続が捩じれ方向への強いインパクトに弱いのが解りました。懸念はしていましたが、構造的には最小限にしておきたかったので様子を見ていた箇所です。通常飛行ではそういったインパクトは起きづらいのですが、でも、このくらいの事には耐えられるようにした方がよいのかもしれません。
ここが飛んでくれたおかげで尾翼そのものはほぼ無傷。綺麗に剥離していたのでひとまずCAで着けてみる。何とかなりそう。しかし、フリーハンドでの接着により曲がってついてしまいました。

念のため他の動作を更にチェッックしていると、メカがピク付いているのを発見。
電源ラインがおかしいそう。
しばらくあちこち弄っていてやっと特定。何とバッテリー側コネクタのピンから直ぐの所でケーブル内断線している。SPCで取り回しが複雑かしているのでそのあたりかと疑っていましたが、


柔軟なシリコーンケーブルを好んで使っていたけど、細いヤツはこういう点で危険なのが解った。この症状は以前から少しずつ進行していたものと思われます。

バッテリーが特殊な型なので、他と融通が効かない上にこれまたスペア無し。思案の結果、JSTコネクタからピンを抜いてハンダ付けをする事に。荒井さんが12Vタイプのコテを持っていたのに助けられました(ありがとうございます)。

と、何とか修理が出来たものの、右エルロンとエレベータに不安を抱えてしまうと、もうこれはなかなかフルラウンチは出来ない。
でも貴重なデータ収集の機会なので、そのまま実戦投入を継続します。競技では他機との挙動差異データがたっぷり取れますから。

最終ラウンドの最終組、風の変わり目特有の物凄い風が吹き始めたので、機体をアイゼンに変更。
しかし、一投目でペグ手前のウイングチップが折れて人差し側面に長さ25mm*深さ2mm の傷を負う。血がぼたぼた垂れている。しかも強風で機体が煽られるので操縦が忙しい。定期的に指を舐めて血を脱ぐいながら戦う。
かなり頑張ってタイムを稼いだけど、丁度指を舐めていた時に煽られて操縦が出来ず、これで場外。まぁ、仕方無し。頑張りました。
前からアイゼンの翼端とは相性が悪かったけど、今回のは凄かった。
風で煽られてやばい方向に入ってしまったのだと思う。次回からはバンドエイドをポケットに入れておこう。でも、備えている時には起こらないものなんですよね。

飛行終了後、いつものように瞬間接着材で傷口を接着。新ちゃんが要消毒と警告を発してくれますが、ここはとりあえず、接着してしまいます。
こうしておくと、その場ですぐに指が使えるのと、後の治りが全然違うのは何回も経験しています。新ちゃんの言う感染も怖いので今回はコマメにチェックしていますが、今日現時点で内部で膿む事も無く順調に回復しております。良かった。

今回はMode2のAurora9も用意してあって、日曜日の日程終了後にJoeさんにAXISや、他のAuroraユーザの機体の飛びを確認してもらう筈だったけど、最終ラウンドからの強風は収まる気配も無く残念ながあr中止に。

今回、実飛行では困難続きだったけど、それ以外はもう最高でした。と言うか、今回はこっちが主です、そもそも。
Joeさんとも結構長い時間話が出来て、何故NZに移ったのか、今のUSやEuropeのF3Kシーンがどうなのかとか諸々の話が出来ました。そして、何故Encoreを飛ばさ無くなったのか、等々。勿論技術的な話もしました。

土曜日の夜の宴会ではもう完全にただの悪友状態で、絶えず笑いが起きていました。
Joeさんとは七月の世界選手権でも一緒になるし、宿も同じ所。これは世界選手権、勿論日本の代表として少しでも良い成績を収めるのは大事ですが、UKのNIckさんとかも要るから楽しみも相当のものになりそうです。

2011年4月23日土曜日

危ない危ない

現使用のバッテリーとメカのコンビネーション、だいたい満充電から一時間がフライトタイムの目安となっていました。

しかし、今日はその半分でアラームが鳴り始めました。
確かに満充電からのスタートだったのにと思いながらAurora9の電圧モニターを確認すると、7.3V の表示。確かに残量僅か。すぐに機体を降ろしました。

その後、色々と検証してみるとフィールド用の充電器の調子が悪く、何度やっても通常の半量程度でチャージが止まってしまう状態に有る事が確認出来ました。

危なかった。

追い充電だと、どれだけ入ったかによって充電具合は確認は出来ず、基本的に充電器を信用するしか無い訳です。

アラームがなった時、機体はかなりの上空に有りましたので、あそこでコントロール不能に陥った場合は間違い無く機体を失っていました。

やっぱり、テレメトリー電圧監視は外せないです。数グラムの重量増でこの安心が手に入るのですから。